札幌のお店、カラクリブタイとクロスカウンターのスタッフブログです。

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♪ 今日だってアナタを~思いながら~ 歌うたいは唄うよ~ ♪

コシノヒロコが今年パリコレに復活した。
72歳の挑戦。
かのココ・シャネルでさえカムバックした時には酷評をうけたらしい。
でも挑戦した。
かなり以前、コシノ一家のドキュメントを観たことがあった。
三姉妹が実家に集まりダンジリ祭りを見ながらいろいろ振り返るという内容だったと思う。
詳細は憶えてないが彼女たちのルーツは母親にあったということは記憶している。
今回のコシノヒロコのインタビューの中にも母親は幾度となく登場する。
なんて素晴らしいことだろう。
世界を舞台にする自分が72歳になって尚、自分の母親を尊敬し自分のルーツであると言えるなんて。

今回のコシノヒロコのパリコレでのテーマは『粋』だった。
なんとも岸和田育ちの彼女らしいテーマだと思った。
また『粋』とは?の質問にこう答えていた。
『粋』を口で説明できたら・・・と。
よく考えてみると『粋』は『粋』であってそれを説明しようなんて考えたこともなかった。
『粋』とは感じ、感じさせることで説明できるものではないということだ。
そんな言葉で説明できないものを彼女はテーマに選んだのだ。

わずか15分のステージのために構想・準備に1年以上の月日をかけた。
たった15分のために命を賭けたのだ。
もうこのチャレンジ自体が『粋』だと思った。

また、一回のステージに5000万ほどの費用がかかるらしい。
いままでのキャリア。
名声。
72歳という年齢。
普通の感覚であれば当然ディフェンスにまわるのが懸命にも思える。
わざわざリスクを犯してまでチャレンジする価値がそこにあるのかどうかと考えるのが普通だ。
それでも彼女は挑戦した。

何日もかけてモデルのオーディションをする。
決まらない。
まったくの妥協がない。
「ノーグッド!」を繰り返す。
僕なんかが見ればどのモデルも一流に見えて「OK!」の連発だろう。
焦るスタッフをよそに慎重にオーディションは進められた。
モデルが決まってからも彼女はまったく失速しない。
当日の観客席を見て、ほぼ満席の状況を確認すると彼女は控え室に戻り自らの手でモデルたちの帯を一回り大きく結び直し始めた。
全員分の帯をステージ直前に直したのだ。
当然、その間は自分でショーの様子など観れるわけもないのだが、『粋』を表現するうえで重要なアイテムの帯を多くの観客の目に焼き付けるためだと次々に帯を締めなおした。

ショー終わってもしばらく会場に立つ。
自分の挑戦の余韻を味わっていたのだろうか?
でも、違った。
そのあとのインタビューでエスプレッソを飲みながら彼女は言った。

歳バレてるから言うけど、72歳、普通なら引退とかいうのかもしれないけどそのつもりはない。
生涯現役、生涯青春。
お母ちゃんが言ってたけどやれるときがそのとき、できるときがそのときって。
(ウロ覚えですがたしかこんなカンジのこと言ってました。)

まさに『粋』

この人はカッコイイ!
と思った。

彼女は続けた。
いまが最悪の時期。(景気とか政治とか)
だとしたら、いまが最高のチャンス。
ここ(パリ)で結果を出せたら、次はアジアで・・・。

あきれるほど。

久しぶりに痛快な人物を観た。
心臓にキックを入れられたような感覚を受けた。

『粋』を求めたい。

ちっぽけなシガラミや少々のケガくらいにビビッてて得られるものではない。
やりたいことしよう!
言いたいこと言おう!
自分にというブランドにしっかりと自信を持って戦えるように日々努力しよう!

毎日のステージで『粋』に輝けるように!

と意味もなく、季節外れのサムエになんぞ袖を通して、熱いお茶を飲みながら書いてみた。

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2009.03.15 / Top↑
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